『一人暮らしが始めてで不安』『引越しの準備やスケジュールってどうすればいいかイマイチわからない』
と心配していませんか?
一人暮らしを始めるほとんどの方が、スケジュールがわからず、手探りで始めた結果、下記のような失敗をします。
- 家電・家電が届かず、床で寝て、コインランドリーに通うハメに
- 賃貸が予定通り借りられず1ヶ月間、電車通学・通勤に
- ライフラインの開設が遅れて新居で生活出来ない状態に
僕自身も8回の引越しのなかで、さまざまな失敗をしてきました。
一人暮らしの始めるスケジュールを知らずに適当に準備すると上記のように、生活が出来ない新居に暮らすことになったり、追加料金が必要になったりと損をします。
そこで、今回は始めて一人暮らしをする方に、8回引越ししてきた僕が一人暮らしを始めるスケジュールをご紹介します。
業者さんのサイトには載っていない、本当に引越し回数をしてきた僕にしか書けない内容になっています。
8回引越しをしてきた人の失敗と経験から編み出した、スケジュール知りたくないですか?
この記事では、入試から入学が決まって日程に余裕がない大学生や、転勤先が急遽決まった社会人の方は上からの順番に行動もらうことで、コスパ良く引越し出来るようになっています。
また、2回目以降の引越しの方にも読んで頂くことで、スムーズに引越しできる記事になっていますので、これから引越しする方はぜひ御覧ください。
量が多いけど、それぞれのタイミングで必要な内容を書いてるから、ブックマークして何度も見に来てね。
始めての一人暮らしを始める流れとスケジュールを紹介
一人暮らしを始める際の、スケジュールは下記の通りです。
日程 | 行動リスト |
---|---|
一人暮らしが決まったら | ・引越し前の優先順位の確認 ・クレカ・銀行口座等事前準備 ・インターネットで住む場所と賃貸の下見 |
2〜1ヶ月前 | ・家の内見と契約 ・引越し業者の選定と依頼 ・家具家電の購入 ・不要品処理 ・ガス会社への開栓と退去の連絡 |
2週間前 | ・引越しの荷造り ・現住居のライフラインの停止と新居のライフラインの開設 ・郵便物転居依頼 |
1週間前 | ・追加購入する家具・家電の購入 ・市役所・区役所への転出届け受取 |
1週間前〜引越し当日まで | ・引越し荷物の最終荷造りと引き渡し ・ガス会社による退去の立ち会い ・旧住居の掃除・写真撮影・鍵の引き渡し ・新居の鍵の受取・掃除・写真撮影とガス会社の開栓立ち会い ・荷物の受け取り・荷解き |
引越し後 | ・各種住所変更届けの提出 ・転居or転出届けの提出 ・ガス会社・新電力会社の比較 |
大まかなスケジュールはこんな感じ!
あとは引越しする距離や、場所によっても変わってくるので臨機応変にね
それでは、ここから、細かく注意点も含めてご説明していきます。
一人暮らしが決まったらやることリスト
大学入学、新社会人になり、一人暮らしが決まった瞬間に準備するのは下記3点です。
- 引越し前に優先順位・自分の好き嫌いを確認
- クレジットカード・銀行口座等の事前準備
- インターネットでの物件の下見と住む場所の選定
一人暮らしが決まったら、真っ先に準備するのは、自分の心の部分です。
始めての一人暮らしだと、何を・どう・どのように選んで行けばいいのか全くわからないと思います。
右も左もわからない状態で、部屋探しや家具家電を選ぶと自分にとってムダなモノや時間を消費します。
そうならない為にも、1度、時間をとって自分の理想の一人暮らしと好きな事・苦手な事を考えてみましょう。
考える方法については、『一人暮らしの不安と失敗を減らす!準備期間に真っ先にするべきは自分の好きと嫌いの再確認』を参考にしてみてください。
また、一人暮らしを始めるにあたって、先に準備しておくことで時短にもなって、2〜3万円は確実に得するサービスを『事前準備でお得に一人暮らしを開始!銀行口座など忘れがちなサービス5選』でご紹介しています。
自分の希望の物件やどんな一人暮らしをしていきたいか、少し想像出来た後に
インターネットでの土地・賃貸の下見
を始めましょう。
2ヶ月以上前であれば、
- 住みたい場所を決める
- 決めた場所の家賃相場を条件を変えて確認する
- 気になった物件をお気に入りに入れる
- 住みたい場所の治安の情報をネットで調べる+Googleマップで周辺環境を見る
を僕自身は、行っています。
4番をやってる方は少ないですが、住んでから近くのここの方が良かったという後悔がなくなるので、納得できる部屋に住む為には結構重要です。
物件を探すのであれば
上記3つであれば、不動産屋さんが探すのとほぼ同じ条件で探すことができます。
上記3社とも、不動産業者さん専用のサイトである『Rains』から情報を引っ張ってきてる為、ほとんどの物件がかぶっています。
自分が使いやすいと感じたサイトで、気になる場所・物件を探してから、条件を絞って他の2社で探す方が効率よく探せます。
もし引越し先が近くて、どうしても気にいった物件がある場合には、実際に一度内見に行くのもオススメです。
実際に内見に行くと、自分がみたいポイントが固まるので、ネットでの部屋探しの精度がグッとあがります。
引越し2〜1ヶ月前までにやることリスト
2〜1ヶ月前が引越し前で一番やることが増えるタイミング!
ここが踏ん張りどころだよ!
一人暮らしが始まる、2〜1ヶ月前になった時には
- 家の内見と契約
- 家具・家電の購入
- 引越し業者の選定と依頼
- 不要品処理
- ガス会社への開栓と退去の連絡
と一気に、一人暮らしの準備が加速します。
ここで、需要なのは『家の内見と契約を一番最初に行うこと』です。
新しい賃貸が決まらないと『購入する家具の大きさ』も『引越し業者の料金』も決まりません。
一人暮らしの準備を早く、効率良くするためには、賃貸物件をできるだけ早く始めるようにしましょう。
最初の一人暮らしって、何から手をつけていいかわからない人ほど、物件を決めるのは早いほうがいいよ!
では、それぞれのポイントをご紹介していきます。
家の内見と契約
物件の内見から、契約までの流れは
賃貸物件を借りる流れ | 注意点・ポイント |
---|---|
ネットで気になった物件をあげておく | ・一日に見れる件数は3〜5件ほどがオススメ ネット検索時に3〜5件ぐらいにまとめるとGOOD |
自分にとってアクセスの良い不動産屋さんに内見予約 | ・内見の依頼は基本的にはどの不動産屋さんでも可能。 サイトに記載されているのではなく、自分がアクセスしやすい不動産屋さんを選ぼう。 また問い合わせ時に調べた物件が残ってるかも確認しよう。 |
不動産屋さん同行元、物件内見 | ・内見時には、メジャー・スマホ・ペンは最低限もっていこう。 ドア・通路幅など、気になる箇所は測定+写真を残そう! |
物件の契約見積もり | ・契約の際の見積もりを依頼しよう。清掃費や虫除去スプレー費・防犯グッズを無理やり載せてくる業者多いので注意。 |
物件賃貸契約取り交わし | ・物件を決めたら、契約を!契約書も必ず、隅から隅まで確認を! |
上記の流れで契約する形になります。
特に、賃貸契約の前には必ず見積もりを出してもらい、他の不動産屋さんにも相見積もりを出してもらおう!相見積もりによって、10万円以上安くなることも!
相見積もりについてはYouTubeの両学長の動画が、わかりやすく説明してくれています。
うえっち自身も動画を参考にして、10万円以上値引きし入居してるので、動画内容実証ずみだよ!
引越し業者の選定と依頼
新居が決まり次第、引越業者の選定をしましょう。
特に引越しが多くなる2月〜3月だと早めに予約しないと、希望日が取れないこともあるから注意だよ!
引越し業者さんを早く選定することで
- 希望日程で引越しがしやすくなる
- 早く依頼することで価格交渉が出来る可能性がある
- ダンボールを送ってもらえるので、引越し準備が早く出来る
上記3つのメリットが得られるので、早めに依頼した方が賢明です。
オススメの選定業者の選定方法は引越し見積もりサービスを利用することです。
\ WEBでカンタン入力 /
使い方はカンタンで、引越し元と引越し先の住所と自分の荷物の量を入力するだけです。
WEBから入力することで、引越し業者さんからの電話がなり続けることもなくなりました!最高のサービスです!
損しない為にも、新居が決まり次第、依頼しましょう。
家具・家電の購入
生活の中での必需品の家電・家具は1ヶ月前から準備を始めましょう。
家電・家具買うのって1ヶ月前だと早すぎない?
普段なら早いんだけど…引越が混雑する2〜4月は、在庫がなくなる+配送業者の関係で納期が1ヶ月近くかかることもあるんだ。
生活に絶対に必要な
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- ベット+布団
については、1ヶ月前に納期を確認する意味を含めて、購入の検討をしましょう。
僕自身もすぐに届くモノだと勘違いして、コインランドリーに通うハメになったことがあります。
不要品処理
不要品の処理も、2ヶ月〜1ヶ月前に始めましょう。
処理する方法は
不要品の処理方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
メルカリ・ジモティー フリマサイトで販売 | ・高値で植売れる可能性が高い ・配送の方法が選べて、自分の余った時間で売ることが出来る | ・写真撮影やコメント返しなど手間が発生する ・売れ残る可能性がある |
買取業者へ依頼 (セカンドストリート等) | ・一括で不用品を処理してくるので時間短縮になる ・処分するよりお金になる | ・買い取ってもらえない可能性がある ・時間を業者さんと合わせる必要がある ・運ぶ手間が発生する ・出張買取だと自宅に上がられる |
資源ごみ・燃えるごみ として捨てる | ・フリマより手間がかからない。 | ・処分費用がかかる ・処分する日が決まってる |
の処理方法で、上から順番に検討していきましょう。
不要品を1ヶ月前以上前に準備することで
- フリマサイトで売れる可能性が高まる
- 買取業者に依頼する日程が増える
- 資源ごみの日程を逃さない
- 処分することで引越しの価格が安くなる
といったメリットがあります。
引越しの繁忙期である2〜4月に引越する方ほど、早めに不要品の対応をしないとメルカリで売れ残り、価格を買い叩かれて、無理やり処分するなんてことも。
一人暮らしで使わないものは早めに捨てることを検討しよう!
ガス会社への連絡
忘れがちなのが、ガス会社への連絡です。
なぜ?ガス会社に連絡が必要かというと、ライフラインの中で唯一立ち会いでの開栓作業が必要になるからです。
引越が混雑する2月〜4月の間は、ガス会社の開栓作業も早いものがちで、予約が遅れると引越する日にガスが通っていないことも。
引越する先が決まったらすぐに、地域のガス会社に連絡しよう!
賃貸がどのガス会社を使ってるかは、賃貸業者さんに確認とれば大丈夫だよ!
引越し2週間前にやることリスト
引越の2週間前から準備し始めることは
- 引越の荷造り
- 現住所のライフラインの停止と新居のライフラインの開設
- 郵便物転居の提出
を始めると準備としては十分です。
引越の荷造り
引越業者さんが決まると、業者さんが引越しで使うダンボールを送付してくれます。
空いてる時間を利用して、使用頻度の低いものから箱詰めしていきましょう。
僕やってる引越し準備の手間を減らすコツとしては
- パックバックに先に必要なモノだけを詰める
- 衣服は、ハンガーにかけたままダンボールに入れる
- ダンボール+ビニール袋で1つのダンボールに大量モノを入れる
をしています。
引越しをイチバン楽にする方法は、モノを手放すことです。
1年以上使っていないモノは一人暮らしを始めても、ほぼ使いません。
引越し準備中が要らなかったモノを手放すチャンスです。
使ってないと感じるモノはどんどん捨ててしまいましょう。
現住所のライフラインの停止と新居のライフラインの開設
ガス会社以外の『水道』『電気』のライフラインは2週間前には連絡するようにしましょう。
どちらも立ち会いは不要で、インターネット・電話からの申し込みで対応してくれます。
水道は、市の水道局・電気は地域の電力会社に依頼することになります。
新しい新居の不動産屋さんに確認すると教えてくれるので、1時間ほどで終わる作業なので、忘れずにさっとやってしまいましょう。
最近、電気料金が安い会社が結構あるんじゃないの?
そこにお願いすれば良いんじゃない!?
新電力の会社に依頼するにも、まずは地域の電力会社に依頼する必要があるから、2週間前は何も考えずに
郵便物転居届けの依頼
自分宛ての郵便局に届く郵便物の転居届けも出し忘れないようにしましょう。
郵便局の転居届けとは
お引越しの際には、転居届を、お近くの郵便局窓口、ポスト投函、インターネット等でご提出いただくことで、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送するサービスです。
https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/
転居届けを出し忘れすると、荷物が届かない+転送してもらうのに追加料金がかかることになります。
今なら、スマホでもPCでもカンタンに出来るようになっています。
転居届けの反映には1週間〜2週間かかるので、下記サイトから転居届けも忘れずに出しておきましょう。
引越し1週間前にやることリスト
いよいよ、引越しの準備が大詰めになってきた1週間前には
- 追加購入する家具・家電の購入
- 市役所か区役所へ転居・転出届けの準備
の準備をしていきましょう。
追加購入する家具・家電の購入
最初に1ヶ月前に購入をすすめた『洗濯機・冷蔵庫・ベット』以外の家具・家電も購入しはじめましょう。
ここで、大事にしたいのは、最初は出来るだけ最低限のモノだけを購入することです。
一人暮らしの期待が高まる+店舗やネットで調べていると本当に自分にとって必要なモノ以外も買ってしまいます。
本当に必要なモノ以外は暮らし始めてから、順番に買い集めていく。ことが自分にとって最高の一人暮らしをする方法です。
節約にも、ムダなモノに時間もお金も奪われない為にも、最初は最低限の生活から始めていきましょう。
僕自身、10年以上一人暮らしをしてきて、一人暮らしで先に本当に必要な家具・家電は
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- ベット
- ドライヤー
- 電子レンジ
- ソファor椅子
- テーブル
があれば、十分に生活ができます。
ネットでの注文もだいたい1週間ほどかかるモノが多いから、タイミングを見て頼もうね。
市役所・区役所へ転居・転出届けの提出
引越しするにあたって、市への住所変更の依頼が必要です。(住民票を移す)
一人暮らしを始めるだけなら、実家から移さなくても!と考えると思いますが、基本台帳住民基本台帳法という法律で住民票は移すのが決まりになっています。
最悪の場合、5万円以下の罰則が与えられる可能性があるので、必ず移すようにしましょう。
住民票を移した方が、引越し先ですぐに住民票も出せる+困ったときには区役所や市役所に行けるし、便利だよ。
提出する際には、市によって方法は違いますが、区役所か市役所に行って変更を依頼する形になります。
一度、自分が今住んでる市のサイトを確認の上、転居届けを受け取りにいきましょう。
- マイナンバーカード(お持ちの方のみ)
- 届出される方の本人確認書類(運転免許証,健康保険証等。)※通知カードは記載内容に関わらず本人確認書類としてお使いいただけません。
- 届出される方の認印
- 代理人が届出される場合は委任状
- 外国籍の方は特別永住者証又は在留カード
が必要になるので、忘れずにもっていきましょう。
1週間前って意外にやることが無いんだね!
そうだね。ただ、忘れてることがあった場合、修正できるのはこのタイミングだけ!これまでの準備の見逃しがないかもう一度確認しよう!
引越し1週間前〜当日までにやることリスト
ここから引越しから、当日までは
- 引越し荷物の最終荷造りと引き渡し
- ガス会社による退去の立ち会い
- 旧住居の掃除・写真撮影・鍵の引き渡し
- 新居の鍵の受取・掃除・写真撮影とガス会社の開栓立ち会い
- 荷物の受け取り・荷解き
を上から順番に対応していくことになります。
業者さんと一緒に予定を立てる場面が多くなるから、臨機応変に対応していこう!
それでは、それぞれの注意する点お伝えしていきます。
引越しの荷物最終片付けと引き渡し
引越しの1週間前になってくると、本格的な荷物の片付けが必要になってきます。
引越し業者さんに荷物を預ける際には
- 引越し前日に冷蔵庫の中を片付ける
- 引越しの数日間のみ使用するモノ以外はダンボールにまとめた状態
- 割れ物については、『割れ物』とダンボールに割れ物と記載する
と後は荷物を運ぶだけの状態にしていきましょう。
また引越しは
- 距離によって引越しにかかる日数が違う
- 荷物預けた後に何日間は自宅のモノが無い状態で暮らす必要がある
- 遠距離の場合、車の引越しと荷物の受取のタイミングは違う可能性がある
引越しにかかる日数と予定を引越し業者さんに必ず確認しましょう。
参考まで、今までの僕自身の引越しの荷物の受け渡しでかかった時間を伝えるよ
- 滋賀→愛知:当日朝預けで当日夕方受け取り
- 北海道→石川:荷物預けてから4日後に受け取り
- 北海道→京都:荷物預けてから3日後
- 京都市内→京都市内:当日朝預け・そのまま移動後受取
同じ市内や隣県の引越しの場合、基本的に当日受け取り・当日or翌日受け取りになります。
隣県以上、はなれた場所に引越しする場合には、荷物出しから受取まで、2日〜4日かかります。
ただし業者さんや、荷物の量にもよって日数が変わってくるので、引越し業者さんに必ず確認しましょう。
遠距離の引越しの場合は、2〜3日布団も荷物も無い状態で過ごす必要がでてくるから、ホテルとか寝袋を準備する必要があるよ。
ガス会社による退去の立ち会い
旧住居のガスを使用しなくなった場合には、ガス会社の方に来てもらい、ガスを締めてもらう必要があります。
立ち会い時間としては30分もあれば終了します。
引越しの最中でも可能なので、ガスを使用しなくなる引越し日に立ち会い日時を設定しましょう。
新居のガス開栓を依頼した時に、一緒に聞かれるからその時に頼みましょう。
立ち会いを忘れると、もう一度旧住居にいく必要があるので、必ず忘れないように注意しましょう。
旧住居の掃除・写真撮影・鍵の引き渡し
荷物を預けたタイミングで最終の旧住居の掃除を行いましょう。
掃除を行うことで
- 忘れ物の再確認ができる
- 部屋の傷や劣化箇所に気付くことができる
- 引き渡しの際にトラブルになりづらい
とメリットがあります。
僕は、いままで住んだ部屋の感謝も含めて、雑巾一枚で拭き掃除してるよ。
また掃除の際に必ず、傷や劣化した箇所と部屋全体の写真を撮影しましょう。
実は退去時には、賃貸業者との敷金・現状回復トラブルが2021年には年間で12,677件も発生しています。(独立行政法人国民生活センターより引用)
- 10年以上住んだ賃貸アパートを退去したらクロスの張替えなど高額な原状回復費を請求された。
- 6カ月居住した賃貸アパートを退去した。玄関の壁紙のわずかな傷で全面の張替え費用を請求された。
- 管理会社の了解を得て賃貸マンションの光回線工事をしたが、退去時に、工事は許可していないと言われ、原状回復費用を請求された。
- 賃貸マンションを退去したところ、高額なハウスクリーニング代を請求された
と退去時に問題になることは日常的に起こっています。
退去時に鍵を渡してしまうと現状の確認が出来なくなってしまうので、必ず写真を撮影して、自分で確認できる状態にしましょう。
最後に賃貸業者さんに、鍵の引き渡しをして旧住居で行うことは終了になります。業者さんに立ち会ってもらう必要がある場合には最低でも1週間前に連絡する必要があるので、逆算して連絡を行いましょう。
もし出来るなら、立ち会いより鍵を郵送で返却するとかの方がトラブル少なくてオススメだよ。確認してみてね。
新居の鍵の受取・掃除・写真撮影とガスの開設立ち会い・ライフラインの確認
旧住居の対応が終わり次第、新居の準備をしましょう。
やることは大量にあるから、荷物の受取1日前にやっておくと楽だよ。
新居の準備は主に
- 新居の鍵の受取
- 新居の掃除
- 新居の写真撮影
- ガスの立ち会い
- ライフラインの確認
です。
鍵の受取は業者さんと相談して、早めに受け取ろう!
新居で受け取るか、賃貸業者さんまで取りに行くかは相談してね。
新居の鍵を受取後、現状の確認も含めて、新居掃除と部屋の写真を撮影しましょう。
新居でわざわざ掃除や写真撮影する必要あるの?
実は、業者さんが掃除してから日数が経っていたり、部屋に傷があるのは当たり前だから、退去時に問題にならないためにも住み始めの写真は残しておくべきだよ!
また、バルサン等の虫除け剤は荷物を入れてしまうとできなくなるので、荷物を受取る前に行いましょう。
掃除と共に、ライフラインの確認とガスの開栓の立ち会いも実施しましょう。
- ガスの開栓の立ち会い
- 水道が各種から問題なく出るか
- エアコン・電気は問題なくつくか
をチェックして問題箇所がある場合には、すぐに賃貸業者さんに連絡しましょう。
入居時に問題を発見することで、手配・費用も業者さん持ちになります。
入居後数ヶ月経って気づいてしまっても、入居者の原因にされる可能性があるので必ず確認しましょう。
ここまで出来たら後は、荷物を受け取って、荷解きして終了だよ!
引越し後にやることリスト
引越し後の1〜2週間の間で
- 各所住所変更の届けの提出
- 転居・転出届けを市役所・区役所に提出
上記2つで引越し作業は終了になります。
各所住所変更の届けの提出は
- 銀行口座
- クレジットカード
- インターネット・携帯会社
- ネットショッピングの届け先の変更
が必要です。
今、現在だとほとんどがネット対応出来るようになっているので、それぞれのサイトで変更手続きしておきましょう。
また市役所・区役所への転入の変更の提出は14日以内に行いましょう。
14日を過ぎた場合、手続きに時間がかかる+再度転出証明書が必要になる可能性もあるので終わらせておきましょう。
長かった一人暮らしの引越しもコレで終了です。
お疲れ様でした。
また引越し直後に電気会社・ガス会社を見直すことで、生活インフラである、電気代・ガス代がかなり安くなります。
見積もりは5分もあれば出来るので、一人暮らしを始めたタイミングでやっておきましょう。
\ 5分でカンタンに最安が知れる /
うえっちもガス・電気合わせて、月3,000円以上安くなったもんね。
始めての一人暮らしでスケジュールをたてる際の注意点
最後に一人暮らしを始めるの準備を始める際に知ってほしい2点をご紹介します。
- 完璧・最安だけを追い求めない
- 全てに自己責任の意識を持つ
それでは詳しくご紹介していきます。
完璧・最安を追い求めすぎない
一人暮らしの最初にあるあるですが、意気込んでいきなり、完璧を求める方が多くいらっしゃいます。
一人暮らし始めての方が、完璧な生活をしようとすると、『部屋の妥協が出来ずに、賃貸を決められない』『引越しの価格の最安を探し過ぎて、疲れてしまう』『家具家電を買いすぎいてしまう』といった後悔の元です。
- 賃貸は絶対に譲れないポイント以外は妥協してみる
- 最低限の家具・家電から暮らしてみる
- 数ヶ月は購入した惣菜で生活を始めてみる
と少し力を抜いた状態から始めるのをオススメします。
一人暮らしを始めると、自分と必ず向き合います。
向き合った後に、本当に自分がしたいことやほしいモノが見つかります。
だからこそ、『最初から完璧や1円も損したくない』という感情ではなく、自分で納得できるポイントを見つけることに力をいれましょう。
少しづつ行動していくことが、大きな失敗しない一人暮らしの始め方に繋がります。
始めての引越しでは小さな失敗はつきものです。
大きな流れをまずは把握して、小さな失敗は行動で少しずつ解消していきましょう。
全てに自己責任の意識を持つ
これから一人暮らしをしていく上でも重要なのが、自分で責任を持って行動する意識です。
一人暮らしが決まって行動しはじめると、自分で決定する必要が出てきます。
- 賃貸を探し、数多ある部屋から自分で決める
- 賃貸の借りる金額・引越しの金額を業者さんと交渉する
- 大量にある家具・家電から自分で気にいったモノを選ぶ
と他にも、細かい箇所を上げるとキリがないほど、自分で決める場面が出てきます。
だからこそ、自分で時間や予定を管理して、行動していくことがとても重要です。
業者さんに全てをおまかせする方法もありますが、僕自身の経験から、業者さんに丸投げをした箇所ほど後悔が残ります。
一人暮らしを始めて、『その部屋に住むのも』『その家具・家電を住むのも自分』だと言うことを忘れずに、スケジュールをたてましょう。
一人暮らしで納得した部屋に住めるようになる為、自分の理想の部屋を考える方法はコチラの記事でご紹介していますので参考にしてください。
→一人暮らしの不安と失敗を減らす!準備期間に真っ先にするべきは自分の好きと嫌いの再確認
自分の責任で自分の納得した部屋を選ぶ為にも、ぜひ一度、自分の好き嫌いを考えてみましょう。
まとめ:始めての一人暮らしはカンタンなスケジュールを頭に入れて、楽しく準備しよう
始めての一人暮らしを成功させるコツは、全体像を最初に知っておくことです。
今回ご紹介した、8回引越しした僕が教える一人暮らしを始めるためのスケジュールは下記の通りです。
日程 | 行動リスト |
---|---|
一人暮らしが決まったら | ・引越し前の優先順位の確認 ・クレカ・銀行口座等事前準備 ・インターネットで住む場所と賃貸の下見 |
2〜1ヶ月前 | ・家の内見と契約 ・引越し業者の選定と依頼 ・家具家電の購入 ・不要品処理 ・ガス会社への開栓と退去の連絡 |
2週間前 | ・引越しの荷造り ・現住居のライフラインの停止と新居のライフラインの開設 ・郵便物転居依頼 |
1週間前 | ・追加購入する家具・家電の購入 ・市役所・区役所への転出届け受取 |
1週間前〜引越し当日まで | ・引越し荷物の最終荷造りと引き渡し ・ガス会社による退去の立ち会い ・旧住居の掃除・写真撮影・鍵の引き渡し ・新居の鍵の受取・掃除・写真撮影とガス会社の開栓立ち会い ・荷物の受け取り・荷解き |
引越し後 | ・各種住所変更届けの提出 ・転居or転出届けの提出 ・ガス会社・新電力会社の比較 |
いきなり全てを覚える必要はありませんが、流れを知ることで、時間もお金も損せず引越しすることが出来るようになります。
僕自身も、引越しの仕方がわからず、たくさん失敗してきました。
今、見ただけでは、理解できないこともあったとは思いますが、引越しのタイミングそれぞれに必要なことを全て、この記事には記載しています。
ぜひブックマークして、それぞれの引越しのタイミングで見返してください。
当ブログでは、8回引越ししてきた、筆者が始めての一人暮らしを始め方を1から順番に紹介していきます。
費用も手間も少なくなるように、記事を書いていきますので、これから一人暮らしを始める方はぜひ、他の記事も読んでみてください。
それでは、次の記事で!ほなまたっ!
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